新しい未来へ向けた第一歩

 アニマとアニムスのビスケットハンマーを巡る物語はついに完結。そして、朝比奈さみだれと雨宮夕日を中心とするエピローグが始まる。
 1巻から明らかになっていたさみだれの野望、地球を自分のこぶしでぶっ壊す、を果たすため、夕日と幻獣の騎士二人、南雲宗一郎・白道八宵の対決が始まる。彼らの戦いの結末は、そして地球とさみだれの運命はどうなるのか?

 32世紀から、現在から見て未来の地球を壊して時間を遡ってきたアニマとアニムスの旅も、ようやく終着点へとたどり着いた。この終着点は、夕日たちが生きるこれからの時間軸の出発点にもなる。
 アニマが去り、超能力を失った獣の騎士団はどの様な未来を築いたのか?エピローグとして、獣の騎士団の10年後の姿が描かれます。

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水上悟志作品の書評