美徳と鈍のサービス

 プール開きに、温泉旅館に、トラブルメーカー安田貢広が暴走する。そしてついに彼にはある罰則が…。ハデス先生、携帯電話を買いに行く、ハデス先生のおつかいなど、日常的な出来事が描かれる回と、占い師・卑川鉄生の子供、操が再登場するなど、イベント的な回の両方が収録されています。

 今回もじんわりと面白いストーリーがたくさん。派手さや華々しさ、ある意味でのメジャー感はないのだけれど、ちょっとはみだしたキャラクターたちが紙面いっぱいに飛び跳ねます。
 あとは、モブキャラと他のキャラの雰囲気がもう少し似ていれば、変な違和感がなくなるのだけれど。

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藍本松作品の書評