避暑地の出来事

 雪道、瑛子、天音、シロコの四人は瑛子の別荘を訪れる。部屋割も済んで自室に引き上げた雪道の目の前には、またしても少女が寝ていた。自動人形である彼女にコッペリアと名付けた雪道は、成り行きから、彼女に恋というものを教えることになる。
 雪道の一挙手一投足を見張り、少しでも怪しからん行動と思えば介入してくる瑛子、天音、シロコの三人。彼女たちの怒りが最高潮に達したとき、不思議な出来事が起きる。

 今回は学校からもバトルからもほとんど離れ、雪道と女性陣のからみがお話のメインになっている。しかし次は派手なバトルが予定されているので、嵐の前の静けさというところだろう。

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葉村哲作品の書評