ぬらりひょんの本質

 ぬらりひょんに遠野へと叩き込まれたリクオは、イタクたち遠野妖怪の指導により、妖怪の妖怪たる所以を教えられ、自らの妖怪としての本質を考えさせられる。その修行の最中、京妖怪の一人が遠野を訪れる。
 一方、羽衣狐の復活により、らせんの結界を次々と破られていく花開院は、分家の俊才たちの力を結集し、起死回生の一手を打とうとしていた。

 京都という新たな戦いの舞台に立つためのリクオ自身の準備、そして、花開院に仕切られた京都に奴良組が入るための下準備が進められる巻。

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椎橋寛作品の書評