アニスとマリエル

 アニスの下に、クールデール卿と名乗る白蛇みたいな竜が、教育係として派遣されてきます。そして時を同じくして、召喚者を狩る傭兵団の存在も明らかになります。この傭兵団は、どうやらシドと何か因縁があるみたい。
 傭兵団を捕まえる助力を得るために、シドとアニス、ビアンカは代理公のお屋敷へ向かいます。そこでアニスは、代理公夫妻と二人の娘、マリエルとロッテに出会います。この二人とアニスが繰り広げる出来事の数々は、まさに女の子という感じ。特に、アニスとマリエルみたいな女子中学生はどこかにいそう。
 シドの過去にまつわる因縁が、アニスの未来に影を落とし始めます。

 そういえば、1巻の内容に対するフォローが少しされていました。

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花房牧生作品の書評