戦場は再び学園へと戻る

 自らの行動により自らの未来の選択肢を狭めていたことを知らされた綾木日奈は、手に入れたかに見えた友情をも自ら手放し、再び孤立の度合いを深めていく。自らの行き先も分からぬままに。そしてそれは、自らの指揮官を失った真奈美も似たようなものだ。
 そして彼女たちは自らへの問いかけに対する答えも出ぬまま、学園に戻っていく。新たな戦場へと変貌しつつある学園へと。

 こちらもクロスオーバー企画が進行中。こちらに登場する台場巽は本当によく動く。

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七月鏡一作品の書評