平穏モードから戦乱モードへ

 最後となる足利将軍の義輝は、次の将軍となるはずの義昭を連れて明へ亡命してしまう。そこで信奈は、足利の分家である今川義元を次期将軍に擁立し上洛するのだが、朝廷工作が上手く進まない。代償として莫大な献金を要求された信奈は、良晴を連れて堺へ出向く。
 そして京へと戻った信奈は、政権基盤を安定させるため近隣諸国へ出向くのだが、それは大ピンチへの序曲だった。

 堺での料理対決でゆったりした後は、京での戦闘、そして金ヶ崎の撤退戦という悲惨な戦闘が待っています。

   bk1

   
   amazon

   

春日みかげ作品の書評