キリエはある一つのことにしか興味がない。それは鍵を開けること。17歳になった今は街中の鍵を開けつくしてしまい、彼が開けられない鍵はない。ただ一つ、彼の家にある不思議な小箱を除いては。 夏祭りの日、妹のミドリカに連れられて訪れたのは、町外れの…
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