ミステリーもだけれど、考古学も忘れないで

 森羅の養父の一人レイが登場。この回は、古代バビロニアのつぼが登場するので考古学の話なのだが、他の回はあまりそういう要素がなくて少し残念な気がする。話の内容的にも、別シリーズのQ.E.D.とかぶり気味な要素が散見される。同時連載ということを考えれば仕方がないのかも知れないが、せっかくの違う魅力ポイントを強調する方向で展開して欲しいと思った。
 雑多なものが置かれている森羅の博物館で、今後ヒヒ丸がどんなトラブルを巻き起こすのかは気になる。

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加藤元浩作品の書評