日本美味しいものめぐり

 時事政治ネタから離れて、料理大会に勝つという筋が通ったことにより、全国各地食材巡りの様な寄り道をいっぱい入れても、物語の芯がぶれなくなった様に思う。やはりストーリーは一本筋が通っていないと、まとまりがつかなくなる。
 政治から離れた結果、官邸調理室もメインではなくなり、新たに作った世界観を壊しかねない変態たちも登場する必要がなくなったし。その代わりなのか、新たな料理人が二人ほど登場する。
 次巻は国内予選の決勝戦

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西村ミツル作品の書評