少なくても深い

 夏休みなので、隣人部のメンバーはプールに行ったり、海に行ったり、お祭りに行ったり、リア充の予行演習を試みるのだけれど、いくつかは残念な結果になってしまったりする。まあでも、人ごみの中にはボクも行かないよ。けど、若干一名がお色気担当要員になったのはなぜなのだろう?
 友達は少ないけれど、身内や仲間への情の深さを想わせる小鷹の言動が節々に見える。彼は、相手のために本気で怒ったりできる相手でない限り、友達とは呼ばないのだろうな。

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平坂読