2010-07-28 収拾がつくのかというくらいの広がり方 富士見ファンタジア文庫 表紙が表紙なので最終巻かと思ったのだけれど、もう一冊あるらしい。確かに、表紙を良く見ると、南雲慶一郎がいない。 肝心の物語はというと、ただでさえカオスになっていた大門高校の文化祭が、魔王降臨により、さらに断片化されたエピソードの連なりになり果てた感がある。一見バラバラに見えるページたちを綴るひもは何なのか。次できっちりとまとまってくれるはず。 bk1 amazon 雑賀礼史作品の書評