ようやく戻ってきたけれど

 ようやくケヴィン・ヤマガタの生きる時代に戻って来て、リー・ハーヴェイ・オズワルドの物語が始まる。
 歴史上、コウモリに人生を左右されてきた人物たちのように、ケヴィンもつぶされるのか。あるいはコウモリの予言の力を超えていくのか。

 物語は動き出したのだけれど、そのスピードはゆっくりで、どこに向かうのかもよく分からない。

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浦沢直樹作品の書評