明らかになる道筋

 良守たちの母である守美子の帰還により、新たな展開を迎える烏森の地。ついに、烏森の力の正体が明らかになり、完全封印に向けての取り組みに始まる。

 学校という枠がなくなって、良守を囲む面子も一新される。どんどん明らかにされる事実に黙々とついていく良守は、いままでと一味違う。迷いがなくなり、進む道が明らかになったので、真っ直ぐ突き進む性格が有効に機能しているよう。
 そんな中、彼らをつけねらう謎の紳士が現れる。

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田辺イエロウ作品の書評