初めて出会う同類

 モルジアナの奮闘によってアラジンと再会したアリババの口から、カシムと霧の団との関係が語られる。それを盗み聞きして事情を知ったシンドバッドは、アリババに王宮へ向かい直談判することを提案する。
 バルバッド王との会談後、集まるアラジンやアリババたちの前に、黒いルフを纏うマギ、ジュダルが現れる。

 マギ同士の戦闘や、ジンの金属器や眷属器を用いた戦いがメインになってきた感じ。アリババが地べたから這い上がるような構造はあまり変わっていないのだけれど、そちらの印象が少し薄くなってきたような気がする。
 どちらかと言うと、当初の冒険ものっぽい雰囲気が好きなので、安易にバトル漫画にはなって欲しくないと個人的には思う。

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大高忍作品の書評