姉くじらの実験により、めだかは自身の強さの根拠を失い、最下層に連れ去られてしまう。呆然とする生徒会メンバーの前に現れるのは、自称負け犬軍団の助っ人たちと、新たなる十三組の十三人のメンバーたち。
連れ去られためだかが再び善吉たちの前に姿を現したとき、そこにいたのは全くの別人だった。
同じ女の子のもがな視点から見ためだか像は、善吉たちが抱くそれとかなり違うので面白い。他人に影響を与える側面よりも、他人から影響を受ける側面が強調されていて、現在めだかが置かれている状況を示唆している感じがする。
相変わらず文字数が多いので、読むには結構時間がかかります。
暁月あきら作品の書評