大江おばあちゃんが表舞台に

 漢字も良いけれど、仮名は柔らかさがあって良い感じ。大江縁のおばあちゃん英子が、かなの指導者として登場して、代理戦争のような要素が付け加わったことも面白さを助長している気がする。
 大学のオープンキャンパスを通じて勃発する、鈴里と鵠沼の対決、そして、集まってきた地方のキャラクターたちの再会なども物語を彩っています。

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河合克敏作品の書評